2003年12月 Archives

2003年12月31日

[★タイツトピック]
【タイツニュース】 アツギが電気タイツを。

 電気を通すナイロンがアツギのタイツに初めて応用!
 半永久的導電性繊維による新・静電気防止機能付タイツの新開発と
 店舗を限定した試験的販売のお知らせ

 
・・・ということなんですが、カーボンを使っている特性上、カラーはブラックのみだそうです。
具体的な効能は導電性がいいことにより、ぱちぱちしないということ。
痒さを防ぐ効果があるのであれば、ぜひ常用してみたいところです。
新宿伊勢丹のみのテスト販売だけだそうで。
かつてのルーズストッキングのように「幻のタイツ」に
ならないことを祈るばかりです。来年早々にもテストレポートお届けします。
(品 名:ルナベーヌ 価格:1200円 サイズ:M〜L・L〜LL )
 

[_about PrinceTights]
ぷりんすバレエスクール顛末記。

 
■バレエといえばタイツである。

およそバレエほど世の中で堂々とタイツをはけるイベントはそうそう存在しない。
9歳から16歳までバレエ教室に在籍し、曲がりなりにもバレエ界に
身を置いたことのある者として、自分のバレエ教室を持つことは夢だった。
 
バレエ・ミストレスに女子用のレオタードとタイツを着用して
レッスンを受けることを命じられ、白やピンクのタイツ姿でバーの前に。
うまく踊れない私は厳しい教師にももを手で打たれ、
無理なアティテュードを強制されて意識が遠のいてしまう・・・

そんなストーリーを子供のころからずっと夢見ていたのだ。
もし自分でそんな機会を持てるなら、やらずには死ねない。
 
教師には天才的にちょっとサディスティックな紅子先生が見つかった。
生徒は2ちゃんねるのバレエスレッドで募集した「女の子として、
バレエのレッスンを受けてみたい男の子」が数名。
 
場所はバレエレッスンのメッカで知られる新宿スタジオ村。
バレエ少女には見えない生徒たちが黙々と白いタイツを身に着け、
黒いレオタードの袖に手を通す。
「はい、上体を浮かせるように、持ち上げてー!」
紅子先生の張りのある声に、必死にこたえる生徒たち。
レオタードの前を膨らませるものなどひとりもなく、
みな真面目に紅子先生の手本を見つめている。
 
あるものは足の置き方をたしなめられ、あるものは腰の開きを
無理に矯正される。悲痛な少女の瞳がそこにはあった。
 
「ありがとうございましたー!」
女子生徒として扱われた生徒たちの多くは紅子先生のレッスンに満足し、
頬を染めて教室を出てゆく。ひとまず成功だ。
 
で、私はといえば、紅子先生の運転手を務め、月謝のとりまとめをし、
バレエショップでタイツの買出しに付き合い、銀座で食事をご馳走した。
レッスン中はCDの頭出しをやり、その合間にレッスン風景を撮影した。
 
・・・ぼくのゆめはどこに?
 
日本で唯一、「男が女の子としてバレエレッスンを受けられる教室」であった
ぷりんすバレエスクールが休校となったのは、そんな事情からだったのである。
 

2003年12月30日

[コトバ]
ひろゆきが

「せっかくblogをつくったのに、
一人で書いてても面白くないので、
他人のblogにトラックバックを送って、
反応が返ってくるか実験してみることにしました。」
というのでトラックバックを送ってみる。
タイツフェチとひろゆきの相性はどーなんだろー。

[タイツマゾヒズム]
黒いタイツに赤い縄

 
■人を殴ったり、鞭で打ったりすることには快感を感じない。
多分、私は人でなしではあるが、生粋のサディストではない人間なのだろう。
 
でも私はタイツをはいた女性を縛る。
タイツをはいた女性を鞭打って、性的に激しく興奮する。
これはいったいどういうことか。
 
ひとつには、タイツをはいた女性は自分の潜在的女性要素の具現だということ。
つまり私の手で縛られたタイツをはいた彼女は、私なのだ。
私はタイツをはいた女性の自分を縛り、
その女性の快感を想像して自分のものとし、喜びに打ち震える
 
そして私は彼女の中の自分のイメージが傷つくのを恐れる。
私は私だけが好き。
自分でも自分がやりきれなくなる。
 
そういう理由とは別に私がタイツ女性に赤い縄をかけて
きつく縛って鞭打ったりするときもある。

自分には絶対かなわない、美しい脚に黒いタイツ。
そんな姿を誇るわけでもなく、悠然と歩く女性。
そういう女性を捕らえて緊縛するときの心情は愛というより
嫉妬・憎悪に近い。
 
僕がはいてはいけない黒いタイツを、
そんなにエッチな脚で、みんなの前ではきこなすなんて。
このときばかりは私は本当に無慈悲にタイツ女性を打ち据える。
でもそのときでも、私にはサディストの喜びはない。
心を流れるのは血の涙なのだ。
 

2003年12月29日

[タイツコレクション]
Tights Collection #3 トレカ「制服女学園」

ゴルゴ13の単行本の発行元で知られるリイド社が当時のトレカブームに当て込んで発売したシリーズ。関東の女子高の制服をイラストで紹介しているのだが、その中にタイツ制服イラストが何枚もあって激しく萌えた。セカンドシリーズも計画されていたのだが、フェリスの制服を間違えて刷り直した事件、シャッフルが悪く、同じカードがパックに5枚などのクレームが殺到した事件などがあり、ついに「1学期シリーズ」のみで終わってしまった。
(1999年・イラストはホンダ・アキト)
 

[タイツエッセイ]
風のメロディ。

 
■夏の終わりに恋人を失った。
 
黒いタイツがものすごく似合うきれいな脚をしていて、
スカートをはくときは必ずタイツかストッキングをはいてくれて、
変態の私に興味を持ってくれて、タイツフェチな嗜好を許容してくれて、
生まれてから今まで、こんなに素晴らしい恋人を持ったことがなかった。
 
最初は私のタイツ嗜好を満たすための素材でしかなかった。
しかし多くの時間を一緒に過ごし、何足ものタイツをはいてもらっているうちに、
だんだんと彼女がタイツをはいていなくても気にならなくなってきた。
極端な話、タイツがなくても彼女がいれば生きていけると自分では思った。
 
「フェチな人とつきあうのは難しいよ」
時々彼女はそう言った。
彼女のライバルはタイツだと
彼女は思っていたのかもしれない。

彼女は真剣に私の変態性に向き合って、
その中で自分の居場所を、求められる部分を
必死に作っていたのかもしれない。
 
夏の終わりに誰もいない海に二人で行った。
麦わら帽子の彼女を見て、チューリップの古い曲、
「風のメロディ」が頭に浮かんだ。
 
  燃え上がる 太陽に 戯れた きみとぼく
 
その翌々日、私の決定的な裏切りが露見して、
彼女は傷つき、僕は大切な恋人を失った。
生活が音を立てて軋み、破産もした。負債総額、1860万円。
彼女は「お金なんかなくても、いいから」と、言ってくれていたのに。
 
女性は男ほど昔の恋人に未練を持てない。
もう生きてる理由がなくなった、とメールすると、
タイツがあるじゃない、と返事が来た。
 
タイツがなくちゃ生きてはいけない私だが、
時にはタイツより大切なものができることがある。
 
  ああ、今はひとり街を さまよえば
 
彼女がはいてくれた何枚かのタイツが今でも手元にある。
鼻に当てて深く息を吸い込むと、甘い香りが胸いっぱいに広がる。
時間がたってだんだんとその香りが弱まってきたが、
私は多分、死ぬまでそのタイツを手離さない。
 

2003年12月28日

[タイツストーリー]
かのこさんのこと。

 

かのこさんは東京の出版社で雑誌の編集の仕事をしている。
去年の9月に30才になったが、化粧っ気があまりない上に
ボーイッシュなショートカットのせいで、とても子供っぽく見える。
学生時代には女の子にとても人気があった、という話を聞いたけど、
今でも同じ会社の女の子の中で、かのこさんのことを好きな子はきっと何人もいる。

かのこさんはいつもさっぱりした服装をしていて、余り派手な服は着てこない。
胸もさっぱりしているし、太もももムチムチッとしているわけでもない。
仕事もとてもよく出来るから、男性にはあまり「セクシィな」タイプだとは思われていない。
でもぼくにとって、かのこさんは、おなじ会社の女の子の誰よりもエロティックな存在なのだ。

かのこさんは少し寒い時期になると、必ずきれいな黒いタイツをはいてくる。
黒いタイツなんて冬になれば誰だってはいてくる、なんて言っちゃいけない。
彼女は実は自分が身に付けるタイツにすごく気を使っていることを、僕は知っている。
 
それはとても柔らかい光沢を持った美しいタイツで、
一目で他の女の子の黒タイツとは違うとわかるタイツだった。
かのこさんがはいているタイツはいつも同じで、もしかしたら、
彼女は毎日同じタイツをはいてるのかもしれない、なんて思うこともあった。

かのこさんは仕事中に電話を立て続けにかけた後で、少し放心状態になって、
パンプスから抜いた、タイツに包まれた自分のつま先を見つめていることがある。
タイツの中で足の指をねじるように動かし、
ふくらはぎに当たる光りの加減を長い時間かけてチェックする。
かのこさんはタイツに包まれた自分の足が、すごく好きなんだと思う。

「むかし、ベルコモンズにエル・カルマンっていうお店があったの知ってる?」
とかのこさんが言った。
昼休み、おなじ編集の女の子たちと食事に行ったカフェテリアでのことだ。
かのこさんのタイツ、どこで買ったんですか?という、
今年大学を出たばかりの子の質問にかなこさんはそんなふうに答えた。
 
わたし、そのお店知らないわ、とその子が言うと、
かのこさんは「そう」とひとこと言って会話を打ち切った。
 
『える・かるまんハネ、タブン、ニホンデハジメテデキタたいつノセンモンテンダッタノヨネ』
 
ぼくは前にそんな言葉を彼女が口にするのを聞いたことがある。
その昔ー 大学生だったぼくは喫茶店で読んだ「an an」で見つけたそのお店で、
きれいな黒いタイツを買ったことがあった。
今でもあのお店はあるのだろうか?
 
かのこさんは普段、モノトーンのスーツを着てくることが多いのだけど、
ときどきデニムのショートパンツに皮のジャンパーなんていう、
彼女としてはワイルドでフェティッシュなスタイルで会社に来ることがある。
 
でもヘアスタイルはおとなしい女子高生みたいだし、
顔のつくりもどちらかというと地味だから、
なんかかわいい、なんてまわりの女の子に言われてしまう。
でも彼女はそんなスタイルの時でもちゃんときれいな黒いタイツを
ショートパンツの下にはいていて、またそのタイツ姿がすごく素敵なのだ。

もしかすると、かのこさんはじぶんのタイツをはいた足を、
自分でもよく眺めたくてそんな格好をしてくるのかもしれない。
 
年末のクリスマスパーティでのことだ。
 
かのこさんはグレーのワンピースを着て、
カーペットの上にぺたりと座ってピンク・シャンパンを飲んで、
他の人々とは一線を画すようになオーラを発散させていた。
  
彼女はときおり床にじかに触れている黒いタイツに包まれた足をチェックし、
ほこりが付いていないか丹念に調べたりしていた。
 
ミニスカートをはいた新入社員の女の子がツイスターゲームをすることになって、
「パンツが見えちゃうもの!」としり込みしたとき、
それまで窓の外を見ていたかのこさんが彼女の方を向いてこう言った。
 
「だってタイツはいてるんだから平気でしょ?」
 
結局彼女の代わりにかのこさんがツイスターゲームに出た。
グレーのワンピースを着たかのこさんは思った以上に粘り強さを見せ、
ときおりワンピースの裾からタイツに包まれたお尻をのぞかせた。
女の子たちは悲鳴を上げ、男達は乾いた笑いを浮かべ、
かのこさんは相手の男を潰した後に、平然と起き上がって僕の方を見て笑った。
 
ぼくは1回だけかのこさんとセックスをしたことがある。
会社からの帰り、二人でタクシーに乗って、彼女のマンションに行き、
ぼくは自分のうちへ帰らずにかのこさんの部屋に泊まった。
 
バスルームには彼女が洗ったタイツが、ウエストのゴムとつま先の二個所を
洗濯ばさみで止められて干されてあった。
彼女は僕の目の前でタイツを脱ぎ、洗面台で手を洗う前に洗濯石鹸を使って
そのタイツを手洗いした。
 
ぼくは狭いベッドルームの床に座り、部屋の中を見回した。
ラタンのチェストが少し開いていて、その中にきれいに巻かれてしまわれた、
同じ種類の黒いタイツがぎっしり詰まっていた。
 
かのこさんはぼくのズボンのファスナーを下ろした。
黒いタイツに包まれたぼくの下半身を見て、ふと彼女は手を止め、ぼくの顔を見た。
 
「私のと、おんなじ」
 
彼女はまだアイロンが効いているブラウスのボタンを外しながらそう言った。
「いつも私のタイツを見てるものね」
 
そう言って彼女はゆっくり手を伸ばし、タイツに包まれたぼくのひざに手を触れた。
 
桜の花が散るころ、ぼくは本当に久しぶりにかのこさんと二人で食事をした。
食事が終わった後、かのこさんはテーブルの下をのぞき込んで、
しきりに足首に手を触れている。
 
いつのまにか彼女のきれいなタイツのくるぶしのあたりに
白い小さな毛玉がいくつも出来ていて、彼女はそれを一つ一つ、
丹念につまみとっているのだった。
 
「もう、これはお蔵入りかな?」
 
ぼくの視線に気がついた彼女はすっと黒い足を水平に延ばして、
パンプスを脱いだつま先で、くるりと小さな輪を描いた。
 
(初出/タイツワールド・1999年)
 

[リンク]
私は快楽なんて知らない

椎名さんの手による繊細なSMサイト
女性ならではの美しさが魅力です。
 
「どんな女にだって勝ってしまう男はとても魅力的だ。
今はSMホテルにいる。
私に勝たせてくれるゲームを、朝まで楽しもう。」
 
椎名さんは私のことを知っておられるようなのですが、
どこでお会いしたのだろ〜(謎
 

[タイツコレクション]
Tights Collection #2 Miss Ko2 黒タイツバージョン

クリスティーズのオークションで約6800万円の値段をつけた村上隆制作の等身大フィギュア「Miss Ko2(ミス・ココ)」が、タカラと海洋堂、村上隆とBOMEのコラボレーションで食玩化されているのですが、これは30,000個に1個の割合でインサートされているという幻の黒タイツバージョン(w シリアルナンバーは03031。
(秋葉の海洋堂HOBBY ROBBYでゲット)
 
 

 
 
 
 

[おまけ]
いちこさんの壁紙プレゼント!

 
「タイツ少年の憂鬱」を描いてくれてるいちこさんから
二次元スクタイ少女萌えのあなたに壁紙をプレゼント!
ネットカフェの壁紙を変えるのはやめましょう(w
(1280×1024 JPEG)
 

2003年12月27日

[お知らせ]
【お知らせ】 疲れた。

なんか毎日ちょっと長めの文を書いてたので、
さすがにくたびれました。
今日は休みます。
夜中に家に帰って小説の続き書くかも。
どう、あれ、面白いですか?

(デニーズ神田神保町店でハーブ・アルバートとティファナブラスの
 「マルタ島の砂」を聞きながら、シグマリオン㈽にて投稿)
 

[Tights Novel]
推定60デニールの黄昏 3

第三話 「ベルベット・イースター」


「セーラー服で援交している女の子?」
俺より10センチも背の高いオカマが、太い指で丁寧にグラスを拭きながら
突拍子もない声を出した。
 
「10年前ならともかく、今ウリやってる子は、制服でホテルなんか入らないわよう」
「制服プレイとかは流行らなくなったのか」
「バカねえ、バッグに入れて持ち込むのよ。所轄だってうるさいんだから」
「リスクが高いんだな」
「10年前ならともかく、ねえ」

俺は開店前の店のカウンターで無理に開けさせたコロナを飲んでいる。
これだって15年前の流行だ。
「15年、か」
人が見た目だけでも成長するには十分な時間だ。
 


 
俺が16の時のことだ。
高校2年生だった俺は眠い頭を抱えて、駅から家に帰るバスの中で発車を待っていた。
窓から下を見下ろすと、一人の少女がとなりのレーンでパスを待っていた。
紺に白の三本線のセーラー服。黒い大き目のシルクのスカーフ。
膝丈の車ひだのスカート。よく磨かれたローファー。そして黒いストッキング。
 
どことなく見覚えのある後姿。
あれは確か同じ中学の下級生だっけ?
 
彼女はやってきたバスに乗って、俺の席のすぐ向こう側の席に座った。
俺は彼女の横顔を見つづけている。
不意に彼女が振り向いた。
硬くなる俺。
彼女はにっこりと微笑んだ。
俺もつられて笑った。
中学時代は話もしたことがなかった後輩。
俺たちはバスが動き出して離れ離れになるまで、ずっと見詰め合っていた。
あの微笑。それが由美だった。
 
「なにニヤニヤしてんの、気持ちわるーい!」
いつもよりオクターブが上がったオカマの声で現実に引き戻された。
最悪の目覚めだ。
「そのセーラー服を縛ることでも考えているんでしょ?」
「いや、おまえのケツに極太エネマグラを突っ込むことを考えてた」
いやあん、もう、と巨大なオカマは最高に気色悪いシナを作り、
俺は千円札を3枚、カウンターに放り投げて店のドアを開け、
またきてねえん、という声を背に階段を上がった。
 
雲が低く垂れ下がり、夕暮れまでにはまだ時間があるのに、空は暗い。
由美と再会したのもこんな寒い日のこのくらいの時間だった。
由美は15歳で、一駅先の女子高に通っていて、ブラスバンドでフルートを吹いていた。
俺は制服姿の由美を駅で見かけた。
体がかあっと熱くなり、どうしようかと思っている間に由美が俺を見つけた。
 
「先輩」
由美はバス乗り場で見せたのと同じ微笑を浮かべて駆け寄ってきた。
俺は何も言わずに由美の手を握って歩き出した。
由美は逆らわずに歩き、俺の手を握り返してきた。
 
「フルート、吹いてるんだよな?」
とつまらないことを言いながら、手を離さず、うつむいて歩く。
「うん。ほんとはオーボエやりたいんだけど」
由美の足元を凝視する。黒ストッキングの足首に歩くたびにシワがよる。
「こんなぺらぺらなストッキング一枚じゃ寒いだろ?」
「えー、先輩、知らないでしょうけど、結構ストッキングはあったかいんですよ」
ところがこの俺はストッキングがあったかいことなんか良く知っている。
 
「スカートとストッキング、どっちを先にはくんだ?」
われながらバカな質問だ。自分が変態だって教えてるようなものだった。
「私はストッキング先にはきますけど、体育のときはスカートが先です」
「そうなんだ」
「寒いときは2枚重ねるんですよ」
「なにを?」
「え? パンストですよ。そうするとあったかいんです」
ふーん、と俺はとぼけた。
「でもそうするとヘンな模様ができちゃうんですけどね」
モアレと言うんだ、あれは! と言いかけて飲み込んだ。
 
歩いた先は海岸だった。
浜に下りる幅の広い階段に腰掛ける。
由美のストッキングに包まれたひざが大きく露出して、俺は息を飲んだ。
滑らかなナイロンの皮膜が形のいい由美の脚を覆いつくし、
つややかな光沢を放っている。
 
由美は家族と犬の話をした。
俺はレッドツェッペリンとパンク・ムーヴメントの話をした。
この先、俺は由美のこの脚を手に入れたいと思いつつ、
海で、図書館で、マクドナルドで、遠まわしな話をしながら過ごすのだと思った。

空は相変わらず低く、風が出てきた。
「寒い」
俺は由美の、黒いパンストに包まれたひざに手を置いた。
 
その晩、俺は由美がはいていたのと同じぐらいの厚さの
スクールストッキングを鍵のかかる引出しの中から取り出してはいた。
脚が由美の脚になったみたいに見える。
 
俺はその由美の脚を見ながらペニスをさすり、激しく射精した。
俺はこれでも、由美に恋をしていたのだ。
 
 (つづきをよむ)
 

2003年12月26日

[タイツレポート]
【タイツレポート】 ピップ 「スリムウォーク・タイツ」


やっと買いましたよ、モデルのはまじのスリムウォーク。140デニールの強力な締め付けに魅かれてレジに持って行くと2700円也。うーん、医療系ストッキング、タイツは高いとはいえ、これでハズレだったらかなり痛い金額だ。
 
さっそく試着。普通のタイツのようにぐいーっと伸びるわけではないのでかかとまで足を入れるのにも一苦労。これをはくときは絶対にイスに座って着用することをお勧めします。かなり厚くてテンションの強い繊維をぐいぐいとももまで引き上げて、腰まで上げようとすると、股の下がフィットしない。アレー? と思って説明書を読むと、「股下がフィットしないときはもう一度はきなおしてください」と書いてある。そのとおりに一度ひざまで下ろしてはきなおすと、今度はぴっちりフィット。つま先のつまりもなく、なかなかいい感じ。
 
それにしてもパンパンだ。デスクワークをしていると、ひざの裏にくびれができてやや痺れがち。やっぱり立ち仕事をする女性のためなのか?足のごっつい男性にはきつすぎるのか? もちろんこれだけきついとタイツの上からペニスをさすっても感度は悪い。
 
気をとりなおして外を歩いてみる。さすがにフィット感はよく、ずり下がったりはしない。でも普段ばきにはきついなあ。できたらLLサイズを作ってほしいところだ。
 
■パッケージ : はまじのシールがうれしい
■仕様 : 140デニール・切り替えあり・マチ(中)あり・かかとあり
■価格 : 2700円 医療用タイツとしては妥当なのかもしれないが、高い
■評価=☆☆☆★★
 

[コトバ]
僕を認めてよ、日記

 「なんだか思っていたよりAV女優は楽しい。
 私はセックスが好きで、セックスが抜群に上手な人とセックス出来て、
 いっぱいお金がもらえて、毎回色んな役を演じられて、楽しい。
 エロビデオに出てるっていう後ろめたい気持ちよりも楽しい気持ちが勝ってるよ」

・・・インリンみたいな姿で生まれてこういうセリフを言ってみたい。
潔くって気持ちいい。最近愛読しているかの子さんの日記。

[Tights Novel]
推定60デニールの黄昏 2

第二話 「ホテル・ビヨンド」
 
 
「そのまま、ゆっくりまたがってくれる?」
「え? 重いかもよ」
「だいじょうぶだよ、ちゃんとペニスがクリトリスに当たるようにな」
「・・・こう?」
「俺の体に手をついて支えていいから」
「うっふう、当たっちゃうよ」
「だからいいんだよ。そのまま体重かけて」
「—!」
 
二人ともタイツだけを身に着けてベッドの上にいる。
黒いタイツをはいた彼女が、仰向けになった俺のペニスの上に馬乗りになっている。
俺のペニスはタイツの中で上を向き、ペニスの腹側を
女の陰唇にタイツ越しに押しつぶされ、ゆっくり膨張を続けている。
 
「当たってるか?」
「うん、当たってる・・・ あ!」
「タイツの縫い目がクリちゃんに当たってるんだろう?」
「そうだよ、・・・ん、気持ちいい」
「気持ちいい? 何が気持ちいいんだって?」
「えー? クリちゃん・・・」
「違うだろ、タイツの縫い目がいいんだろ?」
 
そう言って俺は腰を浮かし、彼女と深く密着するように前後に揺すった。
「やだ、やだ、うー、いっちゃうよう」
「何が気持ちいいんだっけ?」
「んー、んー、タイツが気持ちいいです」
「もう一度」
「・・・タイツの縫い目が気持ちいいです! あー、いっていい?」
「いいよ」
「んあー!んっ!」
 
女は自分の口をふさぐようにして声をこらえ、
タイツをはさんでのペニスとクリトリスの摩擦から生ずる快感に耐えている。
俺のタイツは彼女に濡らされてびっしょりだ。
後ろに倒れそうになる女の腕をつかんで引き戻し、
そのまま左に倒して、そっとベッドに横たえる。
 

 
「・・・まだいってないんでしょ?」
「ああ、いってない」
「いかなくていいの?」
「薬飲んでるから、なかなかいかないんだ」
「何の薬?」
「鬱」
「やっぱりねー、変態っぽい人ってメンヘル多いよね」
「そうだな」
 
彼女はタイツってけっこういやらしいね、と言いながら
タイツの上から私のペニスをつついている。
いったん休止状態となって横を向いていたペニスがむくりと力を得て起き上がる。
 
「ねえ、入れていいでしょ?」
「え? ああ」
「こんどは私が下がいいなあ」
「わかった」
 
俺は自分のタイツの下腹部を引き裂いてペニスを抜き出した。
脚を開いて仰向けになった彼女の、タイツの股間を歯で食い破ろうとすると、
張り詰めたナイロンとポリウレタンの繊維が、キン、と金属質の音を立てて切れた。
 
手を添えてあてがったペニスを、ゆっくりと沈めていく。
少し角度をつけて、規則正しくグラインドする腰の下で
女は言葉にならない声をあげているのに俺には聞こえない。
さっきエレベーターホールですれ違った少女のことで頭の中がいっぱいなのだ。
 
「やっぱりいかなかったね。口でしてあげようか?」
「いいんだよ。あごが疲れるだけだぞ」
「なんか悪いじゃん、アタシばっかりいって」
「気にするなよ、自分でするから。タイツはいた脚、触らせてくれ」
「えー、 こう?」
 
女は俺の左側に座り、右脚を伸ばして俺の顔の近くにつま先を差し出した。
俺はその匂いをかぎ、肌触りをほほで味わう。
—あの少女は、と俺は一瞬の面影を脳内で再生しながらペニスをしごく。
あの少女は俺を見て確かに笑った。
あの少女を俺も知っている。だから彼女の事を思っただけで、こんなに体が反応する。
なのに思い出せない。どこで会って、何をしたのか。
縛ったのか、なめたのか、抱きしめたのか、キスしたのか。
わからない。いや、そうだ彼女は、あの制服の少女は・・・
 
「いっぱい出たねー」
女が俺の首近くまでとんだ精液を見て素直に驚いている。
「結構たまってたみたいだな」
「すごーい、はじめて見た!」
「男のオナニー、見たことなかったのか?」
「見たことないよ、いいもの見たなあ」
「そうか、それは光栄だ。タイツはいてセックスする男を見たのも初めてだろ?」
「うん」
 
女は穴のあいたタイツをはいたままバスルームに行き、湯を貯める。
俺は女が俺に腹の上に築いたティッシュの山をごそごそと片付ける。
「メール聞いてもいい?」
「なんだよ、俺はそんなに金持ちじゃないぞ」
「つぎはお金いらないよ」
「おまえ変わってるなあ。ホントの名前は?」
 
「ユミ」
 
それは俺が思い出したあの少女の名前だった。
 
 (つづきをよむ)
 

2003年12月25日

[コトバ]
腹の立つ言葉。

デバイス。
プロパティ。
システム。
 

[Tights Novel]
推定60デニールの黄昏 1

第一話  「渋谷」
 

「もしもし」
『もしもし』
「こんにちはー」
『うん、こんにちわ』
「いまどこから?」
『いま? 渋谷』
「そう。いくつ?」
『24。』
「どういう人探してんの?」
『え〜? 援助』
「身長は?」
『162ぐらい』
「いくら?」
『2万でいいよ』
「そか。俺さー、38で、パンストフェチだけどいい?」
『え、どんなことするの?』
「ノーパンで、直にパンストはいてもらって穴あけてセックス」
『SMとかじゃないならいいよ』
「そう、よかった。。じゃ、東急プラザの隣の三井住友のところで」
『どんなかっこうしてるの?』
「えー? 茶色いセーターにズボンはグレーで黒いコート」
『めがねとかかけてる?』
「かけてる。そっちは?」
『黒いジャケットに白いスカートにブーツ。髪長いよ』
「わかった。10分後に。名前は?」
『リエ。じゃ、あとでね』
 
受話器を置き、ビデオデッキからテープを抜き取り、
伝票の入ったかごに入れ、コートを着て、テレクラの個室を出る。
「外出」
「はい、6時10分までお部屋お取りしておきます。ありがとうございました!」
店員がそろえた靴に足を突っ込み、階段を下りて外が意外に
暗くなっていることに気がついて、時計を見る。まだ3時40分だ。
 
指定した時間まであと5分ある。
どんな女が来るのかはわからない。
ただ声で背が高めで太っていないことだけはわかった。
あとは口が臭くなければ、極端な話、ブスでもいい。
 
パンストフェチと言ったのは方便だ。
タイツフェチと言う聴きなれない言葉を使うと、彼女たちは警戒する。
俺は待ち合わせ場所に行く途中のドラッグストアで60デニールのタイツを2足買い、
女が来るのを待った。
背の高いパンツスーツの女。 違う。
編みタイツに高いヒールを履いた革コートの女。 違う。
白いスカートにブーツの女が歩いてくるのが見えた。
アドレナリンが体中をめぐり、脈拍が上がる。
目が合う。手を上げる。女が照れ笑いを浮かべる。
 
「すぐわかった」
「なんで? 変態っぽい顔してた?」
「ううん、なんとなく。変な人じゃなくてよかった」
「まだわからないだろ、そんなこと」
女は珍しく自分から腕を絡ませてきた。
「そんなになれなれしくすると、あそこ、吸うぞ」
「いいよ、いっぱい吸って。今日ちょっと発情してるんだ」
「排卵日か」
「うん、そうかも」
 
前で俺たちの会話を聞いていた中年の男が振り返る。
見下すような、それでいてあせりを浮かべた顔。
安心しろ、いくら待ってもお前にはこういう状況は来ないから。
 
選んだホテルは一見、ラブホテルには見えない特殊な構造をしていた。
地下にはイタリアンレストラン。
一階の入り口付近にはレストランのメニューが看板になっていて、
その看板の横の壁が実は自動ドアになっている。
「へえー、よく使うの? ここ」
「あ? ああ、一ヶ月ぶり」
休憩6500円。フロントでやけに重い鍵をもらい、エレベータホールへ進む。
3・2・1、ドアが開く。
先客のカップルがいた。大きく脇に避け、視線をそらす。
 
入れ替わりにエレベーターに乗り込むとき、
振り返って出口に向かう先客を見る。
男は50代でスーツ、女は男物のコートを羽織っているが若い。
足元は黒いタイツにローファー。コートの下は・・・ あれは制服?
女が振り返る。俺を見て、笑った。
 
 (つづきをよむ)
 

2003年12月24日

[タイツマゾヒズム]
赤鼻のぷりんす。

 
■心優しき女性が、タイツの好きな私のために、
目の前で、美しいタイツに包まれた脚を開いてくれたなら、
私は喜んで、その女性にタイツ股間に顔を埋め、
自分の鼻を核心部分の上に当てて、タイツ越しに熱心に
ぐりぐりとマッサージするだろう。
 
これは好みと言うより条件反射で、
まだうら若き少年だったころ、私にこういうことをするように
仕込んだ女性がいたためである。
 
その女性は16歳の私に対して32歳という年齢だったのだが、
多分、誰よりも早い時期に僕のタイツに対する嗜好を見抜き、
それを逆手にとって彼女自身の性欲解消に私を利用し、
その一環として、タイツの上から鼻を使ってクリトリスに奉仕する、
という技をウブな私に刷り込んだ。
 
SMの世界は一見単純なようで複雑で実は意外と単純なのだが、
彼女は「Mの女王様」だった。
縛られたり、責められたりすることが大好きで、
それを「S奴隷」と化した私にS奉仕させたのだ。
 
おかげで本質はMなのに、今でも女性を縄で縛ったり、
いやらしい口調で言葉責めすることができてしまう。
ただ、その口調は彼女から口移しで教えられたために、
「ほうら、なに濡らしているのかしら?」と
オカマ口調なのが大変恥ずかしい。
おまけにぐりぐりしすぎたせいで真っ赤になった鼻で。
 

[タイツドリーム]
タイツに透ける爪先の妖しさ

 
■ナイロンの皮膜に包まれた足の指、もしくは顔。
この二つはなぜかタイツフェチのある部分を強く刺激する。
タイツの先端で五つに割れた足の指は、タイツの無機質性に対して
妙に生物的でなまめかしい。
 
まるで下着に包まれた秘部のように恥ずかしく感じるのに、
世の女性はまったくその破壊力に気がつかない。
誰か教えてあげてください、あなたは自分の
体の中でもとも恥ずかしい部分を見せているのですよ、と。
 
「さわってみてもいい?」
「えー? くすぐらないでよ」
「くすぐらないよ、タイツの上から指を触るだけ」
「やだあ、指の股はくすぐったい!」
「・・・いいにおいがする」
「ばかじゃないの? もー、変態ねえ」
 
タイツに包まれた脚の中で唯一フィットしていない部分。
指の股。そして色づいた爪。
サンダルの先端でかすかに力の入った関節。
 
「タイツ脱いでもいい? それで足の指なめてよ」
それは断る。
 

2003年12月23日

[タイツデイズ]
プレーンなタイツにしてくれ

 
■今では信じられないことだが、1982年当時、真っ黒で厚くて滑らかな、
タイツと銘打たれたタイツはほとんど手に入らなかった。
唯一の例外がアツギのフルサポーティ・ミンクラインかスエードラインで、
これはアツギによると、フルサポーティの厚いものでタイツではない、というものだった。
 
で、どんなタイツが売られていたがというと、編みこみ模様のバルキータイツや
半ばセーターのような毛混紡のリブタイツ、でなければ40デニールの「厚いパンスト」が
マーケットの主流で、今のような60デニールとか80デニールのプレーンなタイツは
本当に手に入らなかった。

当時、まだ律儀に黒パンストを好んではいていた女子高生は
40デニールの「スクールパンスト厚地」をモアレ模様丸出しで重ねばきしたり、
ちょっと気の利いた子は当時、エアロビブームで有名になりかけてた
渋谷のチャコットまで行って、わざわざバレエ用の黒タイツ(ごわごわしてた)を
手に入れてはいていた。
 
少年時代、前開きのある黒のボーイズタイツに親しみ、
バレエ教室でこっそり女の子の忘れ物のピンクタイツをはいて
プレーンなタイツの滑らかさ、やわらかいナイロンと皮膚との一体感、
下半身だけが別の生き物にみてる異生物感に陶酔していた私にとっては、
地肌がすける薄く儚いパンティーストッキングは頼りなく、
もこもこと毛羽立ったバルキータイツではなまめかしさに欠けた。
私は肌にぴったりと吸い付くようなタイトな第二の皮膚がほしかったのだ。
 
そんな願いは1984年ごろに突然かなう。
突如としてファッション界に空前の黒タイツブームが起こったのだ。
黒いひざのたるんだパンストには食傷気味だった私の目も、
黒セーターに赤いミニタイト、そして透けない真っ黒な、
わずかに光沢のあるタイツをはいた女の子の脚に釘付けになった。
 
技術的なことを言うのなら、このときのタイツブームは
今までのナイロン100%の少しごわつくタイツに、
ポリウレタンを含ませんることによって、今までにない伸びと
光沢とフィット感をもたらしたことではじまった。
女性も滑らかなタイツに魅了されたのだ。
 
私の幸福と狂気はこのときに始まったのだ。
 

2003年12月22日

[お知らせ]
【おしらせ】 年末年始特別小説連載予告。

タイトルは「推定60デニールの黄昏」。
25年前にめぐり合った幻のタイツ少女。
人生の黄昏を自覚し始めた男が再会した彼女は・・・
まだ書いてないので面白いのか面白くないのか、
自分でもさっぱりわからないです。
こんなに手を広げて、だいじょうぶか俺。
 

[スクールタイツ]
誰もタイツをはかなくなる。

 
■タイツとは似て非なるパンティーストッキングの話。
30代半ばを過ぎた女性は何を着るにもパンストをはく。
「パンストをはかないでスカートをはくのは不安」とまで言わしめるほど、
その依存度は異常なほど高い。
 
それは彼女たちの十代のうちに形成された服飾観による。
彼女たちが十代だった1980年代、街を歩く娘たちは
みんなパンティーストッキングをはいていた。
その割合たるや、いまの生脚娘がそのままパンスト娘になったようなものだった。
  
ところが1990年代になって、「コギャル」という言葉が登場すると、
急速にパンストをはく十代の女の子は減っていった。
理由を分析すると長くなるのでここでは深く追求しない。
ひとつ言えるのは、その前の世代までのパンスト依存度が高すぎたのだ。
それともうひとつ、マルチタイプに変わるサポートタイプの席捲が
「パンストはきつい」というイメージを女性全体に与えてしまったことだ。
 
その結果、高校を卒業しても、パンストを所有していない女の子も増えた。
女子大生も就活が始まるまではいたことがなかった、という子が出てきた。
OLでさえ、会社に行かないときにはパンストをはかないのが当たり前になった。
 
昨年から今年にかけて、女子高の冬季の黒タイツ強制の
校則が次々に緩和され、黒タイツ女子高生は減少の一途をたどっている。
その原因のひとつはアトピーによるタイツの「カユさ」である。
 
いま、幼児用のタイツは足先が出るスパッツタイプが主流だ。
幼稚園に通う女の子でも黒タイツをはいている子は少なく、
小学生にいたっては皆無である。
これが将来、どんな結果を生むか明白だ。
 
私にはタイツ女子高生は昔から生息している同一の個体群に見える。
彼女たちは年々数を減らし今やその生息域は東北の一部、九州の一部に
押し込められつつある。
 
滅び行くその群れを見るために、
いつか私はローカル線の駅で、カメラを構えるのだろう。
 

2003年12月21日

[タイツコレクション]
Tights Collection #1 ヘインズのイラストPOP


1980年ごろのアメリカ・Hanesの宣伝用POP。大きすぎて全面は紹介できないのが残念だが、要は「パンストやタイツ選びに悩んだらこれを選びましょう!」ということをファッションの傾向別にパンストやタイツをはくところからのシークエンスで表現している。しかしそれにしてはずいぶんとコケティッシュ! これを見た当時の婦人たちはどういう気分でパンストをはいたのか・・・
(345×500mm eBayにて落札)
 

[タイツエッセイ]
脱ぐな、はいてよ黒いタイツは

 
■アダルトビデオが嫌いだ。
なぜならほとんどのAVでは、せっかく黒タイツの女の子が登場しても、
スカートを脱いだ(脱がされた)次の瞬間には黒タイツも剥ぎ取られてしまうからだ。
それまで聖タイツ女神だったタイツ娘は、脱いだ瞬間にただの女だ。
 
最近流行のタイツフェチビデオでは、その辺を考慮して、
タイツをはいた女性が延々とカメラの前で美脚をくねらせるものも存在する。
モデルもそれなりの美形で、スタイルもよく、タイツもきれいに撮れている。
でも決定的に足りないものがある。
 
自分がタイツをはくとき、一番充実した瞬間は
タイツをはき上げて股間にきゅっとタイツが食い込むときだ。
私にしろ、女性一般にしろ、そのときは脚をガニマタに広げ、
ウエストゴムをつかんでぎゅううっとタイツを引き上げる。
あの恥ずかしく、力強い瞬間が「タイツをはく」という行為を象徴していると思う。
 
そのタイツをはく瞬間がビデオにはない。
ポーズが美しくないからだろうか。
作り手がタイツフェチではないからだろうか。
いずれにせよ、アダルトビデオ的ではないということで
割愛されてしまっているのだろう。
 
ところがある人から聞いたところによると、都内の某私立女子高では、
「ガニマタにならない、美しいタイツのはき方」を教えるのだという。
ひざ上までは普通にタイツをするするとはき上げ、
いすに腰掛けて太ももまで引き上げたあと、
ぎりぎりにたくし上げたヒップ部分をちょっとだけ持ち上げて
するりとおしりにタイツを滑り込ませるのだそうだ。
これはこれでぜひビデオ化してほしい技である。
 

[タイツおねえさん]
なぜダイヤ柄なのか

 
■タイツ女性の多くはタイツの事なんか真剣に考えていない。
たとえば今、タイツ女性の4人に1人がはいている黒のダイヤ柄のタイツ。
いくらモデルのはまじが「ダイヤ柄がかわいいよね〜」と言っても、
世のタイツ女性はそう思って買っているのか。
 
少し息の長い流行の定番、なのかも知れない。
ピンヒールブーツ、細身のGジャン、足長パンツ。
ヘビーローテーションで身につけてもあまりおかしくないもの。
彼女たちにとってダイヤ柄タイツはそういう位置づけなのではあるまいか。
 
それにしてもなぜダイヤ柄なのか。
「かわいい(?)」以外にダイヤ柄タイツにどういうメリットがあるのか。
そもそもダイヤ柄ってそんなに美しいものだろうか。
 
いままで6足ぐらいのダイヤ柄のタイツをはいて試したことがある。
買ってみればわかるが、ワコールの「ここちいい」の70デニール以外、
ダイヤ柄はヒップを覆うことなく、レッグ部分で止まっている。
つまりヒップはプレーンなのである。
好きではいている私にとって、この模様の一貫性のなさは
下半身を覆いつくす均一性の会館が著しく損なわれて気分がよくなかった。
おまけにタイツに覆われた下半身をなでると、あのダイヤ部分が指にひっかかる。
 
何でプレーンなタイツじゃいけないのだろうか。
プレーンな分厚いタイツが大好きなわたしはそうおもう。
プレーンな黒タイツほど美しくていやらしいタイツはこの世にないのに。
 
おそらく、ダイヤ柄は網タイツに対するソフトなオマージュなのではないか。
職場で網タイツはセクシーすぎてはけないけど、ダイヤ柄ならいいよね。
ちょっとはそんなカジュアル気分が感じられる。(決してセクシーではないけど。)
そんな無難さがタイツのことを真剣に考えない女性に受けているのだろうか。
 
某ファッションアドバイザー曰く、
「シンプルな黒ブーツなら、タイツの柄で冒険しても楽しい。
ロングブーツとスカートの間から少しだけ柄を見せて」
—その冒険の楽しさってなんですか?
 

2003年12月20日

[リンク]
【リンク】 W・I・B

黒いナイロンと制服少女が織り成す夢幻境。
オリジナル撮影のスクールストッキング少女の画像群も美しい。
img002.gif

 

[お知らせ]
【お知らせ】 「タイツ少年の憂鬱」第5話、もうすぐ登場!

★お待たせしました! ぷりんす。が自ら原稿料を払って嫌がるいちこ画伯に無理やり描かせている日本で(世界で?)唯一のタイツ大河漫画・「タイツ少年の憂鬱」の新作がそろそろアップされます!
舞台は1973年、小学校6年生になったひろしはタイツをはいて学校に通う毎日。そんなひろしにある変化が・・・ 乞うご期待!




[タイツストーリー]
おねえさんのうた。

 
■おねえさんはタイツをはきます。
おねえさんは黒い80デニールのタイツをはきます。
 
おねえさんは毎日、黒いタイツをはいてお勤めに行きます。
おねえさんは毎朝、黒いタイツをぎゅっぎゅっとはきます。
 
おねえさんは黒いタイツの上にこのあいだ買ったスカートをはきます。
ちょっと丈が短いひざ上10センチのスカートなのですが、
同じ会社のえみちゃんが「かわいい!」というので会社にはいていきます。
 
おねえさんは駅の階段でタイツをはいた脚を見られることがあります。
おねえさんは黒タイツのふとももをじろじろ見られることがあります。
おねえさんは「スカートが短いからかな?」と思いますが、
そのスカートはかわいいので平気です。
 
おねえさんは会社では制服を着ます。
おねえさんは更衣室で脚は黒タイツのまま、紺の制服に着替えます。
  
おねえさんは会社ではサンダルを履きます。
おねえさんはサンダルの先からタイツに包まれた爪先を見せます。
おねえさんはお昼にはお財布を持ってタイツかかとを見せてご飯に行きます。
 
おねえさんの会社には生足で制服を着て、課長に怒られた新人の子もいます。
おねえさんは「タイツかパンストをはかなくちゃいけないんだ」と昔から思っています。
 
でもおねえさんは会社から帰るとタイツを脱いでしまいます。
おうちでタイツをはいていると、手玉ができるし、きつくて苦しいからです。
 
おねえさんは毎朝お化粧をします。
鏡の中の自分の顔を見る時、一重の瞼がちょっと口惜しいですが、
結構かわいい方だと思っています。
 
おねえさんは月に一回、青山の有名なヘアサロンで髪を切ります。
雑誌で見つけて行くようになったお店ですが、
最近、予約が取りにくくてちょっと頭にきます。
 
おねえさんは月に2回、男の人とセックスをします。
おねえさんは半年前に合コンで知り合った32歳の男の人とセックスします。
 
彼は大手の商社に勤めているのですが、時々おねえさんにお金を借ります。
おねえさんは結婚したらどうせ一緒のお金で暮らすんだから、
と、思って今までに300万円ほど貸しています。
おねえさんは彼のことが好きですが、時々ケータイメールの返事が来なくて
かなり頭にきます。
 
おねえさんは会社から帰ってもすることがないので、
帰りにおともだちとお茶を飲みます。
おねえさんはおしゃれなお店でお茶をするのが好きです。
来月からダイエットもするつもりです。
 
おねえさんはだいたい黒の肌の透けないタイツか柄タイツをはきます。
ときどき茶色のタイツもはいてみますが、
茶系の色のタイツはおねえさんの持っている服にはあんまり合わないので、
おねえさんはだいたい毎日黒いタイツをはきます。
 
  
おねえさんは月にいっぺん、オナニーをします。
 
 

おねえさんは時々新しいタイツを買います。
おねえさんはデパートでブランド物の黒タイツを買います。

この間、おねえさんが黒タイツを買っている時、
デパートのストッキング売り場にひげの生えた男の人がいました。
 
おねえさんはその男の人を見ないようにします。
おねえさんはタイツを買う男の人を無視します。
 
その男の人はおねえさんと同じ厚地のブランド物のタイツを買います。
その男の人はおねえさんの後ろに並んで、女性もののタイツを買います。
 
おねえさんはひげの男の人に黒タイツをはいた脚を見られます。
おねえさんは短いスカートをはいたタイツ脚を見られます。
 
でもそのスカートはかわいくて、いやらしくないので、全然平気です。
 
(1999年PFCメーリングリストより大幅に改作・再録)
 

2003年12月19日

[タイツドリーム]
タイツを買う。


■今となってはほぼ日常的な行為になってしまったが、
中学生から高校生にかけての時期、タイツを買うということは、
どんな他のどんな買い物よりも甘美で恐ろしいことだった。

パンティーストッキング全盛の1970年代、
厚いタイツは冬ですらその姿を見ることは希で、
扱っているのはなぜか中年婦人が一人で店番しているような
洋品小物店の片隅でひっそりと売られていることが多かった。
 
スーパーでパンストを買うのであれば、
家から離れた店で、何も言わずにパンティーストッキングの入った
かごをレジに差し出せばいい。
レジの女性が、「500円になりまーす」と言いながら
『この子、パンストなんか買ってる』と言う眼でこっちを見たとしても、
早足で店外に出てしまえば罪の痕跡は消えてしまう。
しかし狭い店でタイツを買うにはストーリーがいる。
 
「あの・・・姉がはくんですけど・・・」と私は店番の婦人に言った。
なんという不自然な切り出し方! かえって自分には姉がいないことを強調するかのようだ。
「姉は身長165センチなんですが、合うタイツありますか?」
ここまで言って顔面からは汗が噴き出し、語尾は早くも震えている。

「そうねえ、最近のお嬢さんならこれを買っていく人が多いけど…」
と言って店番の婦人がラックから取り出したのはグンゼのヤン(注1)だ。
私が欲しいのはパンティーストッキングではなく、黒くて厚いタイツなのに。
「あの、姉はこれをはいてるみたいです、これ!」とぎこちなく
ラックの隅のほうに少しだけ置かれた、厚めのビニールパッケージに
入れられたタイツを指差す。
 
僕はうまくやった。怪しまれずにタイツを買った。
かばんの中に今買ったばかりの黒タイツをしのばせ、家路を急ぐ。
家に帰ったらこのタイツをはいて、十分に楽しもう。
 
早めに自室にこもり、息を潜めてパッケージを開け、
ぷんと匂うナイロンの香りを胸に吸い込んで、タイツに脚を通す。
ベッドの中で体をそらせながら、タイツの上からてのひらでペニスをプレスし、擦り付ける。
 
なぜか頭に浮かぶ妄想は、今日タイツを売ってくれた洋品店の婦人。
「よかったらお店の奥で試着してみる?」
気のせいか彼女の目は潤んでいる。
男子高校生がタイツを買う姿を見て、欲情してしまったのかもしれない。
「ほら、ここではいていいわよ」
そう言われて素直に店の奥に上がり、タイツをはくと、
それを見ていた婦人はスカートを脱いでブラウスにタイツという姿になり、
「やっぱりタイツが好きなのね?」と言った。
 
その婦人と下半身をこすり合わせ、タイツを脱がずに愛撫を繰り返し、
私がパンストを買ったスーパーのレジの女性も現れて、
彼女は彼女でパンストを買う少年に発情して、婦人に混じって私にすがりつき、
何度もタイツやパンティーストッキングをはきかえて、狂宴は果てることなく続くのだった。
 

2003年12月18日

[タイツドリーム]
タイツセックスと幼稚な僕

 
■彼女はスカートの下に黒いタイツしかはいていない。
下着をつけずにじかにタイツをはいているのだ。
上半身に縄をきつくかけられ、彼女はあなたの言うなりだ。
タイツのシームを生暖かく濡らし、頬を上気させてあなたの次の言葉を待っている。
あなたは彼女をどうしますか? 
 
Mなのに、縛るのが死ぬほど好きだというわけでもないのに、
私は今までに100人以上の女性を縛ってきた。
なぜならば、縛ると彼女たちは喜んでくれたから。
ただタイツをはかせて愛撫すると引いてしまう女性が、
縄を使うと思い切り悲劇のヒロインを演じて感じてくれた。
つまり、縄はタイツをはいてもらうための方便だったのだ。
 
彼女の被虐心をくすぐる意地悪なセリフを吐いたり、
手のひらで口と鼻をふさいで窒息させたりするサービスに比べると、、
私のしたいプレイはとても幼稚で、独りよがりだ。
 
マチのないタイツの太いセンターシームを
クリトリスにまっすぐあたるように挟んでもらい、
その状態でタイツ姿で仰向けになった私のペニスにまたがってもらう。
私は腰をゆすり、彼女が腰を引くのを抑え、淫水を十分に浴びて
彼女の圧力で射精する。
タイツに穴を開けてインサートするのは、オプションだった。
 
本当は私は、僕は、彼女たちにタイツを好きになってもらいたかった。
タイツがいやらしくて気持ちよくて、恥ずかしいものだという
認識を共有できると、ずっと呪いのように信じ続けていたかった。
 
僕が彼女で、彼女が僕で、浅い暖かな海の底、二人は同じタイツを・は・い・て・ゆ・め・の・な・か
 

2003年12月17日

[タイツマゾヒズム]
タイツをはいてていっちゃった

  
 

■「そんなにタイツを見るのが苦しいなら、自分ではいていけば?」
心療内科のカウンセラーの女性にそういわれて、ああそうか、と思った。
女性のタイツ脚を見ると苦しくなるのはうらやましいからだ。
それならば自分ではくことによって、少しでも近づける努力をすれば楽になると。
 
もちろん今までだってタイツをはいて学校や職場に行っている。
ただ、そういう意識の仕方をしてタイツをはいていったことはなかった。
ズボンの下にタイツをはいて外出することは、緩やかな自慰の一種だったから。
 
仕事の合間にポケットに手を入れ、腰を覆うタイツの感触を確かめる。
それでも忙しくなると、タイツの存在を忘れてしまうこともしばしばある。
時にはつま先が詰まって痛みを感じて不快なことさえあった。
ああ、女性はこうやってタイツを無意識にはいているのだな、と
複雑な気分になった。
 
M様という女王様の奴隷だったことがある。
彼女は天才的に意地悪で魅力的なサディストで
私を鞭打ったり、ペニスバンドで責め上げながらも
決して射精することを許さないのだ。
 
彼女に調教されていた約半年間、私は一度も自慰もセックスもしなかった。
そして彼女の元を離れた時、それまでの充実した緊張感が一気に解けて、
私は歩きながらはいていたタイツの締め付けで射精してしまった。
 
道路に座り込むわけにもいかず、すぐにも処理をする気も起こらず、
私は雑踏の中で街灯の柱にもたれて、過ぎ去った数ヶ月を反芻していた。
 

2003年12月16日

[タイツドリーム]
タイツとクロロホルムと。

  

 
■13歳の冬、私が何を考えて暮らしていたかというと、
同級生で一人、真っ黒なタイツをはいてくる女子生徒を
帰り道で待ち伏せして拉致するという計画だった。
 
彼女は11月のはじめに初めて黒いタイツを学校にはいてきた。
白いスポーツソックスをはいた女子生徒の中で
彼女の黒タイツをはいた脚は当然のように良く目立ち、
掃除の時間に彼女が床を雑巾がけする時には
男子生徒の多くが息を飲んで、彼女のタイツに包まれた太股を凝視した。
 
私は彼女にあこがれた。
あの黒タイツ脚を自分のものにしたかった。
そこから毎日の妄想が始まった。
 
陽の落ちた放課後、私は彼女の帰り道で待ち伏せをする。
場所は人通りの少ない児童公園の横の路地。
通りかかった彼女の背後から近づき、
クロロホルムを染み込ませたハンカチで彼女の口と鼻をふさぐと
声も立てず、さしたる抵抗もなく失神する。
 
気を失った彼女を児童公園に運び、遊具の陰に寝かせ、
ゆっくりとスカートをめくり上げて、タイツに包まれた下半身を確認する。
でも、その先どうするべきなのか、そのときの私にはわからなかった。
 
私が思いついたのは、彼女のタイツを脱がせ、
自分がそのタイツをはいてしまうことだった。
ただし彼女にはタイツを脱いだ姿でいてほしくない。
かくして脱がしたはずなのに彼女はタイツ姿でいるという、
三島由紀夫的こじつけが展開される。
 
さらに同じタイツをはいた私は彼女と同じ姿になり、
いつしか私が彼女にクロロホルムをかがされ、
彼女に私がもてあそばれる。
私は彼女を眠らせ、同時に私である彼女に眠らされ、
さらにそんな痴態を繰り広げる私二人を眺めるタイツ姿の第三の私がいた。
 
湿って暖かい女性のタイツ股間などは知るべくもない。
このころから、私は、タイツをはいた私しか愛していなかったのだ。
 

 

2003年12月15日

[スクールタイツ]
1974年のスクールタイツ

 
■今でも鮮やかに思い出す13歳の記憶。
 
公立の中学校に入学した私は、冬になるとタイツをはかされるという、
切なくも甘い小学校時代のエデンの園から追放され、
それでいて日々成長するペニスに悩まされる思春期の日々を送っていた。
 
背が伸び始め、女子と変わらなかった細身の体は
次第に筋肉がついてごつごつし始め、私はその急激な変化に戸惑っていた。
 
初冬のある日。
放課後、部活が終わって帰り支度をしていると、
校内でも美少女が多いことで有名なブラスバンド部の女子が集まって
一人の女教師と楽しそうに何かを話している現場に出くわした。
 
その女教師は大学を出て3年目の若い体育教師で、
そのころはやり始めたニュートラファッションで学校に出勤し、
ひざ上の紺色タイトスカートにネイビーブルーのパンティーストッキングをはいた脚を
生徒に惜しげもなく見せつけるようなきりりとした女性だった。
 
何気なくその女教師とブラバンの女子の群れに近づいていく私は、
女子の一人が女教師の青く輝くナイロンに包まれた脚をさわろうとし、
女教師が笑いながら体をひねってその手を避けようとしている光景を見て
一瞬にして頭に血がのぼった。
 
彼女たちはあのパンティーストッキングについて話しているのだ。
 
私は凍りついた表情を意図的にやわらかくし、さりげなくその群れに近づいた。
「——せんせい、私たちも、こういうぱんすとはいてきていいですか?」
脈拍が200を超えた。
「パンストはだめよ、ぱんすとはねー、えーとね…」
息が苦しくなって肩で大きく深呼吸をする。
「じゃあどんなぱんすとならいいんですか?」
ぱんすととか言うな! 苦しい、でももっと言え!
「黒のウーリーナイロンのスクールタイツならいいよ」
 
スクールタイツという言葉が私の脳に深く刻みつけられ
その後の人生が大きく変わったのはまさにこの時だった。
 

2003年12月14日

[タイツドリーム]
黒くぬれ!

  

 
■私には悪い癖がある。
屋外で見事にタイツをはきこなした見知らぬ女性とすれ違うとき、
「タイツ・・・」と耳元でささやいてしまうのだ。
 
10人に8人は気がつかない。
残りの2人のうち、1人は振り返る。
そして残りの1人は身を硬くする。
それを見て私は自分の行為に改めて驚き、
その一方で女性の反応にひそかな喜びを感じる。
 
その癖はそんなに古いものではない。
おそらく現在に続く1984年からの第二次タイツブームとともに
始まった気がする。
 
それより古くから続いている癖がある。
始まったのはおそらく12歳ぐらいのとき。
マンガに描かれた女性のミニスカート姿のコマを見つけると、
その伸びやかな脚の部分を鉛筆やボールペンで
無意識に黒く塗りつぶすという癖である。
 
味気ない二次元少女が、自分の手でタイツをはかされることによって、
かけがえのない、いとしい女の子に変わる簡単な魔法。
 
もっともこの癖のおかげで冷や汗をかくようなピンチを何度か味わった。
無意識にタイツ脚を塗るので、そのことを忘れて
その雑誌をそのまま友人に貸したりしてしまうのである。
(幸いなことに友人たちはみな優しかったので何も言わなかった)
 
この癖には明確な起源がある。
小学校5年のとき、担任の女性教師が放課後、
生徒と話しながら生徒たちの似顔絵を描いていた。
そのうちの一人の男子生徒の全身像の半ズボン姿の脚を
ボールペンで執拗に黒く塗りつぶし始めたのだ。
それを見た僕はあまりの興奮で失神しそうになった。
 
トリコットカフェのテイクさんもスケッチした女の子の脚を黒く塗るときが一番楽しいらしい。
最近はタイツキャラが登場するマンガも多いのだが、
時々黒ベタを塗り忘れた(意図的な省略?)コマを発見したりすると、
非常にがっかりして、仕方なく自分で塗る。
 
そのとき塗る色は、もちろん、黒以外にはありえない。
 

2003年12月13日

[タイツドリーム]
真夜中は別の顔。

  

 
■やむにやまれぬ事情で、深夜まで残業している。
終電はとうになくなり、フロアには誰もいなくなった。
その日8杯目のコーヒーをベンダーから注ぎ、
クリームを入れて乱暴にかき回す。
 
会社のLANにはフィルターがかかっているので
ネットでうかつなページものぞけない。
何しろその基本仕様を決めたのは自分なのだから。

仕方なくやりかけの仕事を再開する。
5分もしないうちに飽きる。
コンビニにはもう行きたくない。
デスクの中の雑誌をぱらぱらとめくって決心がついた。
 
エレベーターホールの監視カメラの死角を通り、
二つ並んだトイレの右側に迷いもなく入る。
デオドラントスプレーの香りが胸いっぱいに広がる。
そう、ここは女子トイレなのだから。
 
壁面に作られた棚に置かれた色とりどりのポーチに入っているのは
このフロアの女子社員の歯磨きセットと生理用品だ。
その中でも大き目のポーチを選んで探る。
新品のパンティーストッキング。でも探しているのがこれじゃない。

探し物は意外なところにあった。
トイレの個室の後ろの棚に置かれた黒の紙袋の中に
二つ折りにしてきゅっと結ばれたはき古しのタイツ。
パンストならよくあるが、黒タイツはめったにない。
 
ゆっくりと結び目を解いてタイツのつま先から匂いを確かめてゆく。
靴の中の汗が醗酵した匂い、ひざの裏の汗の匂い、
そしてセンターシーム付近にかすかに吹かれた香水の匂い・・・
 
経験では脱ぎ捨てられたパンストやタイツの約半数は
このように股間の部分に香水がつけられている。
その香水は何のためなのだろう。
脚を開かれ、タイツ股間に鼻を押し付けられたときのためなのか、
それとも深夜、こうして訪れる私を歓迎するためのものなのか。
 
そのタイツを左手で顔に押し当て、鼻から息を大きく吸い込んで
右手で強くペニスをグリップして射精した。
トイレットペーパーで後始末をして、タイツを元の紙袋に戻して水を流した。
 
仕事が忙しい日々は続く。
明日の夜はこのタイツに脚を通してみよう。
 

[お知らせ]
【お知らせ】 TW「クリスマスディスク」発売開始。

★「月刊タイツワールド」として小出しにしていこうかと思ってもいましたが、皆様の熱い声援にこたえて「タイツモデルさんいろいろ履き替え最後は緊縛」、「秘密のうふふ」を2フォルダあわせて『タイツワールドクリスマスディスク』として発行することにしました。総画像数は590枚、価格は送料込み1500円。前回販売の「K」とセットの場合は3000円です。 
★お申し込みは 三井住友銀行 逗子支店 普通 6641625 シ)ゼンタイ
までご入金の上、『クリスマスディスク希望』のタイトルでメールに送付先を記してくださいませ。
 

2003年12月12日

[お知らせ]
【CM】 School Tights Comittee Comin` Back Soon !


2003年12月11日

[タイツエッセイ]
一枚のタイツ写真

  

■この写真は今から5年前に撮った。
撮影場所は自宅の近所の最寄駅の駅前。
恥ずかしくも鮮やかな黄色いカラータイツをはいて堂々と歩く姿に魅き寄せられ、
あとをつけてシャッターを切った。
 
私はこの写真を当時のタイツワールドにアップした。
 
それから2年後、私はある女性にあった。
彼女は幼児期の虐待に原因をもつマゾヒストで、
女性には珍しいあるものに興奮するフェチで、
要するに世間で言うところの変態だった。
 
「あの黄色いタイツの後ろ姿は私です」
ある日彼女から届いたメールにはそう書かれていた。
私はもちろん仰天し、写真を削除するべきか彼女に問い合わせたのだが、
彼女はそれにはおよびません、と書いてよこしたのだった。
 
「あんな黄色いタイツはいてるからいけないんですよね」
改めて会った彼女はそんなことを言った。
彼女は本物のマゾヒストなので、ひどく内罰的だった。
常識的に考えれば彼女が悪いはずがあろうわけがない。
 
でも私は違う。
あんな黄色いタイツをはいて街を歩く彼女は罰を受けるべきだと思った。
お尻まで黄色いタイツに包まれているなんてそれだけで十分罪だと思った。
 
今も彼女は私の家の近所に住んでいる。
彼女のクローゼットにはさまざまな色のタイツが詰まっているらしい。
 

2003年12月10日

[タイツストーリー]
忘年会の女

■忘年会の季節である。場所は築地、4,000円の予算にしてはうまいものが次々に出てきてあまり飲まない私でもそれなりに楽しめる。しかしそれ以上に私を楽しませてくれたのは、すぐ横の座敷にいた若い娘たちだった。
 
私はテーブル席の角に座っていたのだが、そのすぐ横には通路を挟んで座敷席が並んでいる。娘たちは15名ほどの団体で来ていて、テーブルを長く横に並べ、4人ほどの娘が私の背中を向ける格好で座っていた。年齢は22〜27というところだろうか。全員がいかにもフツーのOLらしい垢抜けなさを備えていて、地味すぎず、派手すぎずの私服を身につけている。

形のいいお尻を暖かそうな生地のミニスカートに包み、座布団の上に正座している。正座しているからには当然そのおしりの下にはさまざまなタイツやパンストを穿いた脚がのぞいているのだが、靴を脱いだ「タイツはだし」「パンストはだし」の足の裏というのはひどくいやらしくて恥ずかしい。

 
私の目は当然そんな彼女たちの下半身に釘付けになっている。彼女達は私のそんな視線を知ってか知らずか、タイツを穿いたつま先をもぞもぞ動かしたり、ミニスカートの中に一杯に詰まったお尻を左右に揺り動かしたりしているのだ。
 
私は自分が参加している忘年会の会話もそっちのけで 4人並んだタイツ&パンスト娘を凝視し続けている。 左から推定40デニールの黒タイツの娘。そのとなりはシアートゥーのつま先が透けたカフェブラウンのパンスト。その右は恐らくカネボウの物と思われる滑らかなグレーのスムースタイツ。そして私に一番近いところにいる娘は80デニールの目の詰まった黒いタイツを穿いている。
 
時間が経つにつれ、彼女達は正座していた脚を崩し始めた。床に座るとミニスカートは大きくももの上の方までずれ上がり、恐らく正面から覗いたらセンターシームに分割された三角地帯が見えるに違いない。しかし彼女達もさるもの、4人ともひざの上にハンカチを大きく広げ、前からの視線をガードしていた。しかし後方からの視線には全く悲しくなるぐらいに無防備だった。
 
左端の40デニールがおしりを横にずらし、右足を伸ばした。タイツのひざの部分にしわが入り、それに気が付いた彼女がさりげなくタイツのももの部分をつまんで引き上げる(あーあ、安物のタイツで正座したらひざが出ちゃうの知らないの?)。
 
彼女は視線を対面の男性に向けたまま、スカートの中に手を入れてタイツを直している(きっと君のあそこはタイツが浮いちゃっているんだろうね)。
 
右はじの娘は薄い茶色のスリットミニで、厚いタイツを穿いているのにもかかわらず、パンティの線はおろか、パンティの縁のレースまでが浮き出している。二つのおしりの山を縦に走る線があって、何かと思ったら、それはタイツのシームなのであった。(今どきシームがおしりに2本あるタイツなんて珍しい。まるでマタニティ用みたいだ)。
 
しかし彼女が妊婦であるわけもなく、きっと一昔前のアツギ・フルサポーティのミンクラインの数少ない在庫を買ってしまったのだろう。
 
左から2番目の茶色パンストの娘が大きな声で笑った。体を曲げた拍子に上着の裾がずり上がり、のぞいた背中のウエストに茶色いものが見えた。よく見るとそれは引き上げ過ぎたパンストのウエストゴムの部分なのであった。
 
  

私は尿意を催してきた。トイレのドアを開けると洗面台の前でグレータイツの娘がセーターの裾をまくり上げ、スカートのファスナーと格闘している。思わず私は「大丈夫ですか?」と声をかけてしまった。彼女はかなり酔っている。普段だったら男性にこんな姿を見られたくないのだろうが、そのときの彼女は私にスカートのファスナーを見せて「ここが引っ掛かっちゃって・・」と言う。
 
見るとファスナーの中ほどにグレーのタイツの生地が挟まり、下げようとしてもにっちもさっちも行かない。「これは大変だ」と私は感情を押し殺した声を出し、ファスナーに手を触れた。
「無理に開けるとタイツが切れちゃうけどいい?」
「いいです!。早くトイレに行きたいんで・・」
このタイトスカートではめくり上げて用を足すことができないのだろう。
私は全力を振り絞ってファスナーを押し下げる。そのとき、「ビリッ」と鈍い音がして彼女のスカートのホックが飛び、グレーのタイツに包まれた腰が丸見えになった。
 「ありがとうございました」彼女はそう言ってトイレに飛び込み、出てこなかった。
仕方なく私は店の外までいって、やっとのことで用を足した。席に戻るとグレータイツの彼女は何事もなかったかのように談笑している。よく見ると、彼女はいつの間にかベージュのパンストをはいていた。「!」ピンと来た私はトイレにそっと入ってお目当てのものを探す。
 あった。トイレの中ではなく、洗面台の横のクズカゴの底の方に、きっちり丸められたグレーのタイツが捨てられていた。
私はトイレの個室に移動し、戦利品を確認し、あることに気が付いてそのタイツをもとのように丸め、クズカゴの底にそっと隠した。
 
テーブルにもどると彼女たちのグループがちょうど席を立つところだった。娘たちはタイツについたほこりを払い、靴をはき、コートを着込んで外へ出ていく。
そのとき例の元グレータイツの娘が私を見てうつむいた気がした(替えのストッキングは持っていても、替えのパンティまではなかったんでしょう?)。
 
あの時、私が広げたグレーのタイツの股のところには、きれいに丸く、直径15センチほどの濡れたしみが残っていたのだった。
 
(1997年PFCメーリングリストより一部改稿 再録)
 

2003年12月09日

[お知らせ]
【おしらせ】 ご挨拶

なんかいろいろと調子が悪くて先があんまり長くなさそうなので、
今のうちに吐き出せるものは形にしようと焦っています。
このサイトが続いている間はよろしくお付き合いください。
 

[タイツマゾヒズム]
タイツ女で犯されたい。

 

■小学6年生のある日、半ズボンに黒タイツという姿で混んだバスに乗っていた私は、
半ズボンのすそから指を差し込まれ、タイツに包まれた尻をまさぐられるのを感じて
思わず身を硬くした。
 
驚いて声も出ない。指の主は背後に立っている中年男性のものらしいが、
抗議の意思を表すどころか、振り返ることすらできない。
じっとうつむき、タイツを触る指に嫌悪を感じつつ、ひたすら時が過ぎるのを待った。
 
永遠にも思える時をやり過ごし、
学校についてわけもなくトイレの個室にこもり、
半ズボンをおろして、タイツが破られていないか点検した。
そのとき私は小さなペニスが勃起していることに気がついた。
 
その種の事件はそれから数度あった。
一度などは僕のタイツ尻をつまんだのは女性だったこともある。
僕は彼らに求められる自分という存在に満足しかけていた。
まるで娼婦のように、バスの中で棒につかまり、
ことさらタイツに包まれた脚をくねらせたことすらある。
 
長じてタイツをおおっぴらにはくことを許されなくなったときに
そのときのことを反芻すると、私はいつでも甘美な、卑猥な気持ちになれた。
妄想の中での私は彼らに縛られ声を出せないように口をふさがれ、
ズボンを脱がされた上でタイツの上からいやらしくペニスをいじられる。
 
もしも自分がタイツ女だったなら。
私はきっと、私のような男を選んで、自ら犯されることを願ったと思うのだ。
 

2003年12月08日

[タイツエッセイ]
C線上のアリア

 
■不思議なことにタイツに包まれた女性の下半身をイラストにした
作品の中には、タイツの中心を走る縫い目、センターシームを省略したものが多い。
下半身を彩るというタイツの役割を強調するには実に無粋に映るセンターシームだが、
私のとってはセンターシームこそがタイツフェティシズムの中核をなすものだ。
 
手の中でタイツをちいさくたくし上げ、つま先をさしこみ、きっちりとはきあげたとき、
股の中心にきっちりと食い込むセンターシームというものは、
タイツの「きつさ」の象徴である。

その昔、タイツにまったく性的なものを感じない女の子たちに対して、
『タイツっていかに性的にいやらしいものなのか』ということを
直接的に理解してもらおうと、考えた方法は以下のようなものだった。
●下着をつけずに直接タイツを着用してもらう
●はき上げたタイツの前に手をいれヘアーをかき分けてタイツの縫い目をはさむ
●そうっと手を抜いてウエストゴムをきっちり引き上げる
●へその下あたりでタイツの縫い目をつまみ、リズミカルに引き上げる
 
個人差があるので一概には言えないが、半数以上の女性は
秘部に食い込んで摩擦するセンターシームの刺激に
「あれ、タイツってちょっといやらしいかも?」という感想を持ったようだった。
 
女性に食い込む縫い目のライン。
これほどタイツフェチのファンタジーを刺激する存在を無視することは
まさに自己の存亡にかかわるオオゴトなのである。
 

2003年12月06日

[ゼンタイ]
被捕食の夢。

 

■タイツをはいていて何に興奮するかということになると、いろいろ材料はあるが
私の場合、タイツに包まれたことによって、外観だけでなく、
内部まで別の性、別の生き物、別の物質に変えられてしまったという
ビジョンに支配されることがとても快感だった。
 
タイツに包まれてしまった脚は自分であって、自分でなく、あのタイツ女子高生の脚になり、
さらにはナイロン生命体((c)将軍)になり、最後には鋼鉄の脚を持つにいたる。
自分が自分でなくなること。
そのことは強烈なマゾヒスティックな快感をもたらす。
 
脚だけではない。
ある種の人は顔を、腕を包まれてしまうと、抵抗するのも面倒くさい
陶酔状態に陥らせることができる。
いわゆるゼンタイ(=顔まで覆われつくされた全身タイツ)マジックだが、
ゼンタイに包まれて頬や唇や背中や指をゆるやかに触られていると、
羊水の中にいるような、またそれとは違う被虐的な感覚を得ることがある。
 
原生動物がアメーバに包まれて緩やかに消化されてゆく感覚。
呼吸を止められ、体を溶かされ、有機物を静かに上位者に明け渡してゆく幸せな敗北感。
その感覚がどこから来るのか、少年だった私はひどく気になって仕方がなかったのだが、
ある日、テレビを見ていてその感覚の源泉に思い当たった。
 
ライオンに倒され、のどを噛み砕かれるガゼルの瞳。
その表情が苦悶から平静、そして陶酔に変わるのを見た私は天啓を得た。
 
Drug of Mercy 慈悲の麻薬。
およそ生物のほとんどは他の生物の餌となるために生きている。
つまり食べられることは生物の大切な役割だ。
その役割を果たす時(食べられるとき)、獲物はただ苦しいだけなのか?
 
否だと思った。
脳の原始皮質には食べられる役割を果たすことによって
快感をもたらす麻薬を分泌する部分があるのだろうと。
そしてそのDNAは人間にも確実に受け継がれていて、
ある種の人間は他者に捕食されるイメージで
無意識にエクスタシーを感じてしまうのであろうかと。
 
ナイロン87%・ポリウレタン13%の袋に包まれてたゆっていると、
私はアメーバに包まれたミドリムシの夢を見る。
 

2003年12月05日

[お知らせ]
【おしらせ】 彼女募集 

 
 
        ・・・タイツの好きな女性募集。 (まじ
 
 
             

2003年12月04日

[タイツおねえさん]
無邪気なタイツ脚


■11月になると私は精神安定剤が欠かせなくなる。
外を歩いていても、オフィスにいても、目に付くのはタイツ・タイツ・タイツ。
呼吸が苦しくなる前にソラナックスやらセパゾンやらを
大量の水と飲み下さないと、冬をすごせないのが今の私だ。
 
私がこれほど、タイツとタイツに包まれた女性の脚を愛していて、
同時に彼女たちは知らずのうちに私を苦しめていることを、
もちろん彼女たちは知る由もない。
 
彼女たちにとってタイツはただのタイツであって、
下半身を覆いつくす暖かい衣類という以外に深い意味を持たない。
 
そういう意味では女性の意識の中でのタイツの扱いは実にぞんざいだ。
毛玉が少々できていようが寒ければはく。
何を着るか迷ったらとりあえず黒いタイツに手を伸ばす。
冬毛の延びているのが気になったら厚めの黒タイツで地肌を隠す。
 
女性もはじめから女なのではない。
女たろうとして体を作り、きれいなタイツを選んではき、衣装を調えて
初めて女性は女になる。
その意識の過程はよりよくタイツをはこうとする私たちと変わらない。
 
もっとちゃんとタイツをはこうよ ——
私が口の中でつぶやくその言葉は彼女たちには届かない。
 

2003年12月02日

[タイツエッセイ]
黒い脚の女神

 

■中学生のころ、仲のいい同級生の女子が黒いタイツをはいてきた。
たったそれだけのことで、当時の私は彼女を見る目がすっかり変わり、
気さくに話しかけることもできなくなり、
彼女の机の下をちらちらと眺めては胸を高鳴らせていた。
 
黒いタイツをはいた女の子はそれだけで特別である。
なぜそうなのかはわからないが、
私などは宴会で酔っ払うと、気がつくとかならず黒タイツをはいた
女の子の隣にいる。ほかにどんな美人がいても、である。
 
「黒タイツをはけば、もっともてるのにな・・・」
生脚の女の子たちを見るたびにそんなことを思う。
黒タイツに包まれたひざの破壊力と神々しさを彼女たちはよく知らない。
 

2003年12月01日

[_about PrinceTights]
タイツな人生でいいや。

■一昔前までは他人に自分の性癖を知られるのが怖かった。
女性もののタイツに異常に関心を持つ変態で。
時々こっそり黒タイツを手に入れてはそれをはいて。
ズボンの下にタイツをはいたままそ外を歩くと勃起して。
オナニーに使うタイツをいくつもためこんでいたりして。
おまけにわがままなマゾヒストで。
 
オナニーを覚えたてのころ、射精するたびにものすごい罪悪感が伴った。
黒パンストをはいてその中で射精すると、そのパンストを引きちぎるように脱いで
丸めたパンストを道の向こうの林の中に投げ込んでいた。
僕はこんな人間じゃないんだ、と思い込もうとするたびに
胸が引き裂かれるように痛んだ。
理想の自分にとって、人生は正しくあるべきであり、
その中で影をなすタイツは封印すべき忌々しい存在だったのだ。

30も半ばを過ぎて心と体の衰えを自覚したとき、
ふと力が抜けた。
別に人生を棒に振ったっていいじゃないか、と。

そんなときにネットにはじめて触れる。1995年のことだ。
まだ日本語のヤフーはなかった。
辞書で「タ・イ・ツ」の三文字を探し当てるときのように、
震える手で海外の検索エンジンのウインドウにtightsと打ち込む。
 
と、どうだ。
パンストならともかく、タイツに興奮する変態なんか俺しかいない、
と思い込んでいた世界に、何人ものタイツフェチの姿が見えた。
 
We Are not Alone.
 
そのときである。
俺の人生はタイツでもいいや、と思ったのは。
今でももちろん恥ずかしい。
でもその恥ずかしささえ、むしろ楽しい。
 

Menu

トップ
アネックス [PukiWiki]
プロフィール
タイツ小説
タイツコミック
掲示板
画像板 [会員制]
なれあい板 [会員制]
pictures
毎秒12万アクセスのスレッド
メール
tricotcafe by take

会員制エリアへのパスワード希望者はハンドルネームとプロバイダーメアドと自己紹介・サイトの感想を書いてメールください

Categories

Archives