スカートの中の激情。 Archives

2004年02月28日

[タイツフェチというもの]
スカートの中の激情。


 
■予備校生のとき、婦人服売り場で一着のスカートを買った。
 
ニュートラ全盛の時代だったので、その膝丈のスカートには
バックルの大きな幅広ベルトと、つやつやの滑らかな裏地がついていた。
 
その当時、私は身長172センチで体重は54キロ。
ウエストは66センチで少し絞ればバンタム級という体格をしていた。
女性もののスカートでも、無理なくはけるサイズだったのだ。
 
スカートをはくのは高校1年のときに、バレエ教室の更衣室に
脱いであった、女の子の制服のスカートをはいて以来だった。
私はチャコットの黒のバレエタイツをゆっくりと慎重にはき、
スカートに脚を通してウエストでホックをとめ、ジッパーを上げた。
 
暖かいなあ、というのが第一印象だった。
見下ろすと筋肉質のひざが少し格好悪く見えた。
衝撃がきたのは次の瞬間だった。
 
その姿のまま部屋の中を歩き始めた瞬間、
つるつるの裏地がするりとタイツ太ももをなでて、全身に鳥肌が立った。
もう、動けない。それ以上歩くと漏れてしまいそうだったから。
 
女の人はこんな快感に耐えているのかと思うと、自殺したいほどの絶望感に襲われた。
ああ、男とはなんとつまらないものなんだ、とまだ臆病だった私は思った。
いっそのことお金を貯めて、「女装の館」に行ってみようか。
そんな思いつきも、鏡の中の自分の姿を見て、無残に崩れた。
 
女性の方、つるつるのスカートの裏地とタイツで歩いて大丈夫なんですか?
 

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