密着衣の呪術 3 Archives
2004年05月09日
[密着衣の呪術 3]
密着衣の呪術 その3 「アウトラインを認識する」
写真のように約80デニールのナイロン&ポリウレタン繊維で編まれたチューブだ。
下半身だけを覆うタイツと違って、このボディホーズは、普段布に覆われることのない
顔に密着させることができ、なおかつ呼吸に不自由はない。
このボディホーズを使って、女性をくるんでしまったとき、その反応は次の二つに分かれる。
・うわ、顔にこういうのかぶされるのダメ、キモイ
・わあー、なんか変な気分、すごい敏感になるー
一見まったく正反対の感想だが、どちらも顔を異物に覆われることで
今までにない感触を感じることでは一致している。
このボディホーズに覆われた顔は、素顔のときより数倍皮膚感覚が鋭敏になるのだ。
人は普段暮らしているとき、自分がどんな形をしているのか、
目を閉じて認識しようとしても、わからない。
それがゼンタイやボディホーズに覆われると、その密着感と、動きによる繊維との摩擦により、
体全体の皮膚の神経が目覚め、自分がどんな形をしているかわかるようになる。
その感覚がトータルエンクロジャーの快感の源泉だと私は思う。
顔をボディホーズに覆われた女の子のまぶたやくちびるを、
繊維越しにそっとなでる。
彼女はじっと目を閉じて快感に耐えている。
繊維の上をすべる指先は低い周波数で振動し、
そのバイブレーションが熱を持って彼女の知られざる敏感な部分を加熱する。
現実を忘れ、浮世の憂さを忘れ、快感に身をゆだねる、永遠のうたかたの時間。